闇の力に目覚めたダルディークは、復讐の炎を心に燃やしつつ、再びヴィーヴィック城へと向かった。
あの屈辱的な敗北を消しさるため、ダルディークはヴィーヴィック城を灰一つ残さず消滅させるつもりであった。
城主「ま、またしてもお前か!」
ダルディーク「待たせたな」
城主「お、お前など待っておらぬわっ!」
フォンソー「どうして分からぬのだ。その力をなぜ人々の為に役立てようとせぬ」
ダルディーク「人々の為? 私はその人間を、地上から抹殺する為に来たのだ」
フォンソー「一度助かった命、そう無駄にすることもあるまい」
ダルディーク「フフ……その甘さ、後悔する事になるぞ」
城主「こ、殺してしまえ、フォンソー!」
フォンソー「しかたあるまい……まいれ!」
(フォンソーと戦闘→勝利)
フォンソー「ぐぐぅ…………」
城主「ああ、フォンソー!」
ダルディーク「人間の甘さが、これで分かったろう」
フォンソー「そ、それが……人の……や、優しさ…………グハッ!」
ダルディーク「最後まで寝言を」
城主「おおぉー! フォ、フォンソー!!」
ダルディーク「さて……」
城主「ヒ、ヒィー! ま、待て! の、のぞみは何だ!? 金か? それとも、この城か?」
ダルディーク「のぞみだと? 笑わせるな。貴様ごときにかなえてもらう様なのぞみなど、持ち合わせてはいないわ!」
城主「ま、待って! い、命だけは! 命だけはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ヴィーヴィック城は、ダルディークただ一人によって落とされた。
城を包み込む燃え盛る炎は、人間たちをあざ笑うかの様であり、ダルディークを高揚させるのだった。
ダルディーク「燃えろ、炎よ! 醜い人間共を全て焼き尽くせ」
ダルディーク「いずれはこの島全体が、この炎によって包まれることだろう」
ダルディーク「フフフフ……ハーハッハッハッハッハッ!!」